LOUDNESS ~ in Europe1984 / CRAZY DOCTOR

 

 

 

LOUDNESS(ラウドネス)は、元レイジーの高崎晃と樋口宗が中心になって結成された、

日本のヘヴィメタル・ハードロックバンド。

 

現在のメンバーは、二井原実(ボーカル)、高崎晃(ギター)、山下昌良(ベース)、鈴木政行(ドラム)の4人である。徳間ジャパンコミュニケーションズ所属。

 

80年代中盤に海外進出し、ビルボードTOP100にアルバムを送り込んだ。さらにモトリー・クルーの前座ではあるものの、日本人アーティストとして初めて、「マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)」のステージに立つという快挙も成し遂げ、名実共に日本を代表するロックバンドとなった。

 

彼らの活躍は、B'zの稲葉浩志、X JAPAN、SEX MACHINEGUNSなどのハードロック系だけでなく、スピッツ、La'cryma Christi、サイキックラバーなど多くの音楽アーティストに影響を与えた。

 

 

その後、2000年に高崎がオリジナルメンバーでの再結成を宣言。2008年11月に中心人物の一人である樋口宗孝が他界。2012年現在までに29枚のオリジナルアルバムをリリースし、精力的に活動中である。

 

 

メンバー

 

 

第3期(1992年 - 1993年)

  • 山田雅樹:ボーカル、作詞
  • 高崎晃:ギター、作曲、プロデュース
  • 沢田泰司:ベースギター
  • 樋口宗孝:ドラムス、リーダー

 

 

主に作曲はギターの高崎が手がけ、歌詞はその時々のボーカルがつけていた(レコーディング途中で二井原が脱退したアルバム『SOLDIER OF FORTUNE』ではメンバー全員が「LOUDNESS」名義で作詞をした)。

 

第1期~第2期・第5期では極稀に山下も作曲するが、近年ではメンバー全員(「LOUDNESS」名義)で作曲をすることが多くなった。第3期には脱退している山下が1曲提供している。歌詞は現在のボーカルである二井原と高崎がそれぞれ書いている。


LOUDNESSのサウンドは高崎の指向がとても強く、第1期-第3期までは、典型的なヘヴィメタル・ハードロックであった。

バンド名の由来はステレオのアンプに書いてあるLOUDNESSと言う文字を見てその響きやスペルを気に入り、意味を調べたところ音量をあらわすものであった為に自分たちのバンド名としてふさわしいと判断したもの

 

 

 

 

第3期(1992~1993)

1992年1月、ボーカルに元E・Z・OのMASAKIこと山田雅樹、ベースに元XのTAIJIこと沢田泰司を迎えた。

 

沢田は元々LOUDNESSの大ファンであり、X在籍時から高崎晃と親交があった。

そのベースの腕はメンバーにも認められていた。そこで脱退する山下が自分に替わる新たなベーシストとして推薦したため加入することになった。なお、沢田はX在籍時はソニーレコードに所属していたため、1月31日に事務所と契約が切れる(X正式脱退)までサポートメンバーとしてアルバムのレコーディングに参加した。

 

バンドのプロデュースは高崎が務め、ギターが半音下げチューニングになり、山田の力強いボーカルと相まって、PANTERAを髣髴とさせるヘヴィなサウンドになった。沢田はあまり目立とうとはせず、高崎のギターとのユニゾンプレイによる重厚なアンサンブルを作り出すことに徹底している。

 

高崎との高速リフにおけるユニゾンはもちろん、「ジャック・オフ・ビブラート」と呼ばれるテクニックまで揃える。そして各所で盛り込まれる流麗なフレーズや、かつてのLOUDNESSにはあまり見られなかったスラップ奏法によるベースソロをフィーチャーしている。 沢田のプレイスタイルについて樋口は、自身が即興で叩いたドラミングに合わせて沢田が弾いたベースフレーズを絶賛している。

 

 

元Xという経歴を持つ沢田の加入は各方面で波紋を呼んだ。沢田加入によりライブには(沢田あるいはXの)女性ファンが来るようになった。CD売上・知名度・人気度において頂点を極めた時期だったが、この頃から海外活動が止まった。

 

 

事務所との契約の関係などの様々なトラブルにより1993年5月に山田が脱退の意を示すが、樋口の説得により撤回する。

 

11月に樋口がLOUDNESS復活をメンバーに知らせるが、この直前に沢田はこの状況ではLOUDNESS復帰が絶望的だと判断し、自身のソロプロジェクト(後のD.T.R)を行うことを所属事務所レベルで決定していたため参加を断念せざるを得ず、脱退する。

 

その後バンドのリーダーである樋口が脱退し、第3期LOUDNESSは1枚のアルバム(ライブアルバムを含めても2枚)を残して早々と終わってしまった。

 

以降、復活後も高崎がリーダーを務めることになる。樋口は脱退した直後に沢田に対して「泰司とはフリーでもいいからすぐに音を出したい」と声を掛けたりしていたそうで、

 

樋口にとって沢田はかなりお気に入りのベーシストであるらしく、1998年に樋口自身がプロデュースしたコージー・アルバム『COZY POWELL FOREVER』に沢田を呼んでいる。

 

この第3期LOUDNESSの布陣はファンからも高い支持を得、メンバーである高崎、沢田、樋口の3名も近年「オリジナル・ラウドネスとは別に、第3期も企画モノでいいから再結成したい」というような事を語っていた。

 

 

1992年
  • 1月、山下が脱退。替わりに元Xの沢田泰司と、ボーカルに元E・Z・Oの山田雅樹が加入(第3期LOUDNESS)。
  • 沢田はX在籍時に所属していたソニーレコードとの契約上、1月31日までサポート・メンバーとしてアルバムのレコーディングに参加した。
  • 4月、沢田が正式に加入。
  • 5月28日、ライブツアー『ONCE AND FOR ALL』をスタート(6月6日まで、4都市5公演)。
  • 6月10日、10thアルバム『LOUDNESS』をリリース。オリコン初登場2位を記録。
  • 同時にライブツアー『Welcome to the SLAUGHTAR HOUSE』をスタート(8月3日まで、10都市13公演)。
  • 9月21日、ライブツアー『SLAUGHTAR HOUSE 2 〜POWER STORM〜』をスタート((9月28日まで、2都市3公演)。
  • 11月17日、ライブツアー『SLAUGHTAR HOUSE 2 〜LOVE NEVER DIES〜』をスタート((1993年1月27日まで、18都市20公演)。
1993年
  • 5月、山田が脱退の意を示す(後に撤回)。
  • 11月、様々なトラブルにより沢田とリーダーの樋口が脱退。以降、復活後も高崎がリーダーになる。
  • 12月ファンクラブ「LOUDICT」閉会。
1994年
  • 4月24日、第3期のライブを収録した3rdライブアルバム『ONCE AND FOR ALL』をリリース。
  • 12月、ドラムに元E・Z・Oの本間大嗣が加入。正式メンバーのベースがおらず、高崎がギターと兼任する。
  • 12月21日、11thアルバム『HEAVY METAL HIPPIES』リリース。
 
 
10月17日、エース・フレーリーの代役としてLOUD PARK09に急遽出演が決まる。
  • 11月14日、中野サンプラザにて樋口宗孝一周忌追悼ライブを行なう。レイジーの影山ヒロノブと井上俊次、沢田泰司、菅沼孝三、真矢、奥田民生などをゲストに迎え、LOUDNESSとのセッションを行なう。
2010年
  • 5月19日、アルバム『KING OF PAIN 因果応報』をリリース。
2011年
  • 5月~6月にかけて5年ぶりの全米ツアーを行う。
  • 7月15日、第3期ベーシストの沢田がサイパンに向かう航空機内で女性乗務員に対し暴行を起こし逮捕。拘束中にシーツを使って首吊り自殺を図り意識不明の重体となり、病院に運ばれたが、17日に死亡。
  • 9月14日、アルバム『Eve to Dawn 旭日昇天』をリリース。

 

 

 

 

 

 

 

ベストアルバム

  タイトル 発売日 備考 JP
1st LOUDNESS   高崎と樋口のソロ曲も含めたコロムビア時代のベストアルバム  
2nd NEVER STAY HERE, NEVER FORGET YOU 〜LOUDNESS BEST TRACKS 1986年12月10日 コロムビア時代のベストアルバム  
3rd EARLY SINGLES 1989年7月21日    
mini LOUD'N'RARE 1991年4月25日    
4th LOUDEST 1991年10月25日 第1期と第2期のワーナー時代の曲を集めたベストアルバム
マイクの秘蔵ライブ音源収録
59
5th LOUDEST Ballad Collection 1991年11月28日 マイクの秘蔵ライブ音源収録  
6th BEST SONG COLLECTION 1996年6月21日 コロムビア時代のベストアルバム  
7th MASTERS OF LOUDNESS 1996年7月25日 主にワーナー時代の曲を集めたベストアルバム
新曲『MASTER OF THE HIGHWAY』を収録
 
8th The Very Best of LOUDNESS 1997年5月21日    
9th BEST OF LOUDNESS 8688 ATLANTIC YEARS 2001年5月23日 第1期のワーナー時代の曲を収録 71
10th RE-MASTERPIECES THE BEST OF LOUDNESS 2001年12月21日 主に第1期の曲を収録。第5期からも2曲入り
新曲として二井原ver.の『SOLDIER OF FORTUNE』を収録
94
11th THE BEST OF REUNION 2005年9月21日 第5期の楽曲によるベスト
新曲『JACK』を収録
139
12th GOLDEN☆BEST LOUDNESS〜EARLY YEAR COLLECTION〜 2009年2月18日    
13th LOUDNESS BEST TRACKS -COLUMBIA YEARS- 2012年1月18日 3社合同企画の30周年記念盤
ワーナー盤にマイクver.の『CRAZY DOCTOR』を収録
初回生産分は3タイトル連動特典あり
156
14th LOUDNESS BEST TRACKS -WARNER YEARS- 130
15th LOUDNESS BEST TRACKS -TOKUMA JAPAN YEARS- 177