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TAIJI死亡…YOSHIKIショック

沢田容疑者は08年9月には持病のてんかん・脳こうそくの悪化を自身のブログで告白。

 

最近は病気と闘いながら音楽活動を行っていた。

 

昨年8月の日産スタジアムでのX JAPANのライブに出演したのが最後の大舞台となった。

 

86年から92年までバンドを支えたメンバーを失ったX JAPANのリーダー・YOSHIKIは、

 

98年に亡くなったHIDEさんに続くメンバーの悲報に、

 

自ら事実を確認したい気持ちもあるという

TAIJI・・・・・どうして・・・

TAIJIこと沢田泰司よ、永遠なれ

TAIJI: 2011-07-17

 

 

TAIJIこと沢田泰司が、2011年7月17日に息を引き取った。45歳だった。

7月11日、サイパン島に向かうデルタ航空298便機内で暴力行為をはたらいたTAIJIは、機内で拘束を受け、そのままサイパン現地警察により逮捕された。拘留中にシーツで首を吊り意識不明の重体に陥ったのはその3日後のことだった。

サイパン現地病院のICUにて治療を受けるものの、ついに戻らぬ人となってしまった。

1986年から1992年までの6年間のX時代は、YOSHIKIとHIDEの作る作品とは、また方向性の異なるアメリカンで骨太な作品を生み出し、Xの作品の幅と重さをバンドにもたらした。

 

『Jelousy』で聞かせる「Desperate Angel」はそれまでになかった雄大さとミドルテンポでXに新たな魅力を与え、「Voiceless Screaming」では、極上のバラードとしてライブでも多くのオーディエンスの涙を誘うものだった。

X脱退後は、憧れの高崎晃と合流、LOUDNESS加入というセンセーショナルな活動をスタート。レコーディング直前の加入となったため、TAIJI作曲の作品こそなかったが、アルバム『LOUDNESS』では高崎晃と見事なユニゾンを見せるテクニカルプレイを存分に発揮、プレイヤーとしての輝きは、よりまぶしく、多くのベーシストに影響を与える存在となった。

その後自らのバンドD.T.R(DIRTY TRASH ROAD)、Cloud Nine、SKULL TRASH ZONEなど、様々な活動を行ないながら、

 

2010年8月14日、15日にはX JAPANの日産スタジアムのステージに登場、キラーのフェニックスを抱え約18年ぶりにXのステージに立ち、旧友とのアンサンブルでオーディエンスを感動させた。

TAIJIは、卓越したプレイヤーとしてのテクニックと感性を携え、大陸のような大きく重いドライブ感を繰り出すことのできる稀有なベーシストであった。

 

ギタリストとしての素養も高く、それは作曲センスやリフ作りにも大きな影響を与え、前線に出る華やかなスポットライトにも、バックエンドを支える屋台骨としての縁の下の力持ちにもなれる、振れ幅の大きなアーティストでもあった。

X時代に苦楽を共にしたYOSHIKIも、突然の悲報に「未だ信じられない」と激しく動揺しており、それ以上のコメントを発することもできない状況だ。

 

TAIJIが命を落とさなければならなかった理由は何なのか、現時点では詳細はわからず、その点はロサンゼルスでスタジオにこもっていたYOSHIKIにとっても全く同じ状況である。

X JAPANはアルバム制作の最後の大詰めにいる。

 

ヨーロッパでの成功を手にし、最高のコンディションの下で世界を見据えたアルバムを全精力を掛けて作り上げようとしているところだ。

 

ここに至るまでには、日産スタジアムでの再会に至ることになった、2010年のYOSHIKIとTAIJIの再会と友情の再確認があった。

 

その証が共に日産スタジアムのステージに立つことでもあったし、もしかしたら今後、更なるコラボレーションの可能性も秘められていたかもしれない。

YOSHIKIが惚れこんだ最初のベーシストTAIJIは、今、天に昇った。

 

YOSHIKIの心にはぽっかりと大きな穴が開いてしまっていることだろうが、どうかその悲しみを乗り越えて、X JAPANはその進むべきステージに邁進して欲しい。

 

TAIJIは、Xに名曲としびれるようなパフォーマンスを残した。そしてXを去った後も、誰よりもXを愛し、Xを誇りに思う男だったのだから。

TAIJIよ、永遠なれ。今夜は「Voiceless Screaming」を流し続けよう。

text by BARKS編集長 烏丸

 

TAIJIさん生命維持装置外し家族同意

 

2011年7月18日

 

 11日にサイパンに向かう機内で暴れて逮捕され、身柄拘束中に自殺を図ったロックバンドX(現X JAPAN)の元ベーシストTAIJIさん(本名・沢田泰司)が17日午後、入院先のサイパンの病院で死去した。

 

45歳だった。関係者によると、TAIJIさんは14日夜、拘束先でベッドのシーツを使って首つり自殺を図った。

 

救急病院に搬送され、集中治療室(ICU)で治療を受けていたが、意識不明の状態が続いていた。

 

16日夜に家族や婚約者が現地に入り、TAIJIさんと対面。TAIJIさんは自力で呼吸ができない状態で、生命維持装置を付けていたという。17日昼、家族の同意を得て装置が外され、そのまま帰らぬ人となった。

 

 

TAIJIさんは昨年からサイパンの知人を頼り、音楽制作活動のため頻繁に日本とサイパンを行き来していた。

 

11日に女性マネジャーと一緒にサイパンへ出発したが、機内で窓をたたいたり、女性客室乗務員を蹴るなど暴れたため、司法当局に逮捕、訴追されていた。

 

飛行機に乗る前から女性マネジャーと口論になっていたという情報もある。関係者はTAIJIさんについて「最近は禁酒をして、精神状態もよかった。人に対して攻撃するタイプではないので、機内で起こったことに驚いている」と話している。

 

 

TAIJIさんは、89年にXとしてメジャーデビュー。バンドがX JAPANに改名する直前の92年、脱退した。

 

近年は脳梗塞や左足大腿(だいたい)骨頭壊死(えし)で人工股関節を入れるなど、重い病気も抱えていた。

 

昨年はリーダーYOSHIKIの計らいで、8月の日産スタジアム公演に飛び入り参加が実現。X JAPANのメンバーでは98年にギタリストhideさん(享年33)が都内の自宅で首をつって死去している。

 

バンドは欧州ツアーを成功させたばかり。元メンバーの悲報を聞いたYOSHIKIは「自分の目で確かめるまでは信じられない」と動揺しているという。

 

 

◆TAIJI(タイジ)本名・沢田泰司。1966年(昭41)7月12日、千葉県生まれ。高校時代、ロックに熱中しギターを始める。

 

85年、ベーシストに転向。86年、YOSHIKIに誘われX(現X JAPAN)に加入。

 

89年、メジャーデビュー。92年1月、東京ドーム公演を終えた後、脱退した。

 

同年4月、ラウドネスに加入も93年に脱退。

 

94年、自身でDirty Trash Roadを結成。

 

以降、妹とバンドを組むなど、いくつかのバンドを立ち上げ音楽活動を続ける。10年、X JAPANのライブに飛び入り出演した。血液型A。